大富豪の所得税が少ないのは当たり前
1ヶ月以上前にはなりますが、以下のような記事が出回りました。これはアメリカだけじゃなくて日本でも話題になりました。
アメリカの大富豪の払った所得税が、資産増加分に対して少ないというものです。
先日、Amazon.com創業者のジェフ・ベゾス氏が宇宙に行くに際して「もう、地球に帰ってくるな」という署名に十万以上集まったそうです。
ただ、こういった批判をする人はお金や税金、税法が全然分かってないと思っています。
生意気ながら、僕は中2からミニ株的なものをやってるのでサラッと説明したいと思います。
大金持ちの資産とは?
大金持ちと呼ばれる人には誰がいるでしょうか?
前述したAmazon創業者ジェフ・ベゾス(19.2兆円)。Facebook創業者マーク・ザッカーバーグ(10.57兆円)。スペースエックスやテスラCEOのイーロン・マスク(16.46兆円)など
しかし、この人たちはその資産のほとんどを現金(銀行預金も含む)持ってるわけではありません。
例えば、Amazon創業者で世界一の資産額を誇るジェフ・ベゾスの資産の90%ほどがAmazonの株です。
現金にして初めて儲け
2020年、多くの大富豪が資産額を増やしました。
しかし、彼らの資産のほとんどが会社の株や不動産(土地や建物)であれば税金はかかりません。
というのも、所得税というのは「儲け」に課されるものだからです。
株の値段が上がって、資産額が増加しても彼らがそれを売って現金にしない限り税金はかかりません。
批判してる人は自分の首を絞めるかもしれない
ここで、批判している人の話に戻りたいと思います。
日本人は株を持っているひとが割と少ないです。しかし、アメリカでは日本よりも株を持ってる人の割合が多いです。
儲けてもいないのに税金を取られるなんて、、、
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